将棋の館−盤上のドラマ−/語り継ぐために・・・/夢の七冠達成!
1996年、”その時”は刻一刻と近づいてきた。前年、七冠挑戦を谷川に阻まれた羽生は、6つのタイトルを全て 防衛。王将戦の挑戦者決定リーグでも優勝!再び”夢の七冠”を賭けて、谷川の持つ”最後の砦”王将位に挑んで来た! 谷川は不調にあえいでいた。序盤・中盤の大切なところで精密さを欠いていた。勝負所でポッキリと折れるような 内容で、ついに羽生が三連勝! ▲45角△99角成▲77桂△39歩成▲同銀△24歩▲同飛△37飛成 先手苦しいが、まだ勝負のアヤは残されていた。 上図で▲45桂と打ち、△56桂▲同歩△35飛▲同飛△同角▲34飛△44角▲24桂△25角 ▲44飛△同歩▲32桂成△同銀▲22歩成・・・これなら勝負だった。(羽生もこの順がイヤだったと言っていた。) いよいよ大詰め・・・谷川VS羽生2図名人に香を引く 第5期王将戦7番勝負第5局 升田VS大山谷川VS羽生2図 ▲78玉△57成香▲86歩△67成香▲87玉△79金▲64桂△同歩▲72角成△88馬▲同玉△78金まで、 羽生勝ち 96年2月14日午後5時6分、遂に史上初の七冠誕生!詰めかけた報道陣の数は200人を超えたという。 この”七冠”という記録も、今後絶対に成し得ない記録だろう。
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史上最年少名人誕生! 第41期名人戦7番勝負第6局 加藤一二三VS谷川