将棋の館−盤上のドラマ−/語り継ぐために・・・/衝撃の結末!
まだ記憶に新しい今期A級順位戦最終日。(2000年3月2日) 挑戦権争いは1敗の丸山を森内が追う展開。しかし・・・正直言って、大半のファンの 関心は、降級争いの方にあったと思う。 七回戦を終えた段階では、谷川・中原の両永世名人が2勝5敗で最下位! その後谷川は3勝目を挙げ、順位の良さもあってかなり楽になったが、中原は森下に敗れ 自力残留の可能性が消えた。つまり自分が勝ち、郷田・田中がそろって負けたときのみ、 残留が可能。 ▲66角△84歩▲32歩成△65銀▲同金△同歩▲94桂△71玉▲77角 △83金▲54歩まで、加藤勝ち △48角成を消しつつ9筋に利かせた▲66角。 これが攻防の一手で、中原の希望を絶った。 午後10時9分、中原投了。名人在位15期、タイトル獲得数64期。数々の大記録を 打ち立ててきた名棋士中原の降級が決まった。 終局後なだれ込んできたマスコミのレンズは、勝者ではなく、敗者に向けられたという。 しかし、そこで中原は”引退はしない。B1で指す。”と明言。 敗れてもなお、潔い態度を示した。史上最年少名人誕生! 第41期名人戦7番勝負第6局 加藤一二三VS谷川
これが名人位の重さか!大内、痛恨の一手! 第34期名人戦七番勝負第7局 中原VS大内