将棋の館−盤上のドラマ−/棋界最強者列伝”驚愕の鬼手”で2度目のタイトル獲得!
平成3年(1991年)福崎は王座戦5番勝負に登場。三冠王谷川を相手に出だし2連勝!しかし谷川も
踏ん張って2連勝。決戦の第5局は千日手。本局は先後を交代しての指し直し局(30分後)。
福崎VS谷川01図は、谷川が勝ちだと思った局面だが・・・
△96桂▲79玉△31角▲22銀△88銀▲69玉△22角▲同と→福崎VS谷川02図
△96桂が谷川も見落としていた驚愕の鬼手!▲96同歩は△87歩成▲同玉△86歩▲97玉△85桂
以下即詰み。この一発でたちまち先手玉は危険な状態になった。
しかし持ち時間のない両者。ここから微妙に形勢は揺れ動く。
福崎の△22角では△47とが最善とのこと。もし▲23と△同玉▲13角成△34玉なら後手勝ち。
△38飛が受けに利いている。
▲谷川△福崎
福崎VS谷川02図からの指し手
△22同玉▲13香成△32玉▲88金△同桂成▲23成香△同玉▲24銀△32玉▲23金△42玉
▲33銀成△同金▲同金△同玉▲24金△22玉▲34桂△32玉▲33歩△43玉まで、福崎勝ち
△22同玉では△42玉が最善手だったようだ。以下▲88金△同桂成の局面は後手玉が不詰みとの
こと。
谷川最後のチャンスが巡ってきたが、▲13香成が敗着。▲13角成△32玉▲88金△22銀で難解
な勝負。(△88同桂成は▲31金△同飛▲同馬△同玉▲32歩△同玉▲21銀△同玉▲11飛△32玉
▲21角△42玉▲12飛成で詰み)
谷川、懸命に福崎玉を詰ましにかかるが、わずかに及ばなかった。
”鬼手”でタイトル戦デビュー飾る 第25期十段戦−VS米長