将棋の館−盤上のドラマ−/棋界最強者列伝/術後、深夜の死闘!神よ、村山のために泣け!
97年6月、村山はガンの手術を受ける。8時間半に及ぶ大手術だったそうだ。
それからわずか1ヶ月後、村山は順位戦に復帰する。抽選後では休場はできない。控室には弟弟子の
増田四段が師匠の命を受け、待機していた。
深夜1時半、村山勝勢!
△65歩▲同竜△73桂▲74竜△66歩▲77玉△85銀▲24飛△同玉▲25歩△13玉
▲24銀△同角▲23金△同玉▲24歩△同玉▲25歩→MURAYAMA2図
健康な人間でも意識が朦朧とする時間帯。△66歩では△54桂の方が手堅いらしいがそれは
もはや結果論。
受けても1手1手の丸山。王手ラッシュで詰ましにかかる。
次の1手が無情にも村山の手から勝利を奪い去る。
MURAYAMA2図
△25同玉▲36銀△同玉▲34竜△35歩▲47角△46玉▲37金△同玉▲35竜まで、丸山勝ち
△25同玉が村山痛恨の1手!頓死である。
終了時刻午前1時43分。まさに死闘!そして村山にとって命を削る闘いが、このあとも続く・・・
強手でライバルに逆転勝ち! 第10期竜王戦−VS羽生