将棋の館−盤上のドラマ−/死闘!激闘!熱闘列伝/大山の鬼手
大山というと”受けの達人”というイメージがある。もちろんそれは正しいのだが・・・ 次の一手は、”大山らしくない”(?)離れ業! 第1図より △12飛▲51香成△11飛▲61成香△同飛▲55金→第2図 △12飛が目を見張る鬼手!▲同馬は△33角▲77金△85桂で後手勝勢。 米長は▲51香成から▲55金と頑張りを見せるが・・・大山将棋の置き土産 第50期A級順位戦 大山VS谷川▲米長vs△大山 第2図より △66桂▲同歩△76銀▲79桂△77香▲同桂△89角▲同玉△77銀成▲78金△88銀まで、大山勝ち。 米長が▲55金と懸命の辛抱だが、またしても△66桂と鬼手が飛んでくる。▲同歩と取らせ、 ”67”に空間を空けてから△76銀と進出すれば、もうほとんど受けが利かない。 ▲79桂で▲77金は、△同銀成▲同玉(▲同桂は△76銀)△76銀▲同玉△75香▲同玉 △67角で、以下一手一手となりダメだそうだ。 △77香からは、まるで手筋の教科書にでてきそうな一気の寄せ。▲88同金に△76桂でうけなし。 まるで兄弟子・升田を彷彿させるような、大山の鬼手2発だった。